業務用の車であれば、経費で処理できます。
しかし、新車や中古車かによって、経費で処理できる金額が異なる場合もあります。
※週末、和歌山県の高野山にてゴマ豆腐を食す
車の経費
車は通常、購入額がそののまますぐに経費になりません。
それは1年以上使用するものは、国の決めた寿命に従って経費を分割処理します。
なぜなら、車は購入金額が高額であり、使用期間が長期間に及ぶからです。
例えば、
〇購入額200万円
〇国が決めた寿命5年
毎年の経費で処理できる金額は、40万円(200万円÷5年=40万円)になります。
新車
新車の国が決めた寿命は概ね2つのパターンがあります。
軽自動車か軽自動車以外に分けられます。
〇軽自動車(総排気量が0.66リットル以下)・・・4年
〇普通自動車(総排気量が0.66リットル超)・・・6年
新車は車両ごとに購入額をこの年数の期間、経費として処理されます。
中古車
中古車は新車に比べ、利用できる期間が短いので、経費で処理する際の寿命は下記の方法で計算されることが一般的です。
(1)?新車の国が決めた寿命を全部を経過している
新車の国が決めた寿命の20%に相当する年数
(2)?新車の国が決めた寿命の一部を経過している
新車の国が決めた寿命から経過した年数を差し引いた年数に経過年数の20%に相当する年数を加えた年数
なお、これらの計算により算出した年数に1年未満の端数があるときは、その端数を切り捨て、
その年数が2年に満たない場合には2年とします。
計算例は以下の通りです。 ※前提は普通自動車
〇購入した中古車が8年落ちの場合
6年<8年 ⇒寿命は全部を経過している
従って、中古車の経費処理できる年数は2年(6年×20%=1.2年⇒2年)となります。
〇購入した中古車が3年落ちの場合
6年>3年 ⇒寿命の一部を経過している
従って、中古車の経費処理できる年数は3年(〈6年-3年〉+3年×20%=3.6年⇒3年)となります。
節税
節税をするのであれば、中古車の方が効果が大きいですが、そもそも節税のために車の購入をするのはお勧めできません。
会社ですと利益が800万までは税率がそこまで高くないので、その場合は税金をお支払いし、お金をしっかり貯めることを提案します。
<編集後記>
終日、訪問